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冬が近づくにつれ、乾燥した空気が気になってくる季節ですね。冬は外気も室内も湿度が下がり、体が乾燥しやすくなりますが、口の中も同じく乾燥しやすくなります。特に「口が乾いて話しづらい」「舌がネバネバする」といった不快感を感じる方も多いのではないでしょうか?実は、口腔内の乾燥は口内環境に影響を与え、虫歯や歯周病のリスクを高める原因にもなるため、予防が大切です。
今回は、冬の乾燥対策として、口の中の乾燥を防ぐ方法をご紹介します。
乾燥を防ぐために大切なのは、やはり水分補給です。特に冬は寒さで水分を摂る量が少なくなりがちですが、口の中を潤わせるためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。温かいお茶やスープもおすすめですが、砂糖の多い飲み物は虫歯のリスクもあるので気をつけましょう。
唾液の分泌が減ると口腔内が乾燥しやすくなります。ガムを噛んだり、酸味のある食品(レモンや梅干しなど)を摂ることで唾液の分泌が促され、口の中の潤いを保つことができます。ガムはシュガーレスのものを選ぶと虫歯予防にも役立ちます。
冬場は特に、エアコンや暖房で室内の湿度が低下しやすいです。加湿器を活用して部屋の湿度を保つことで、口の中の乾燥も和らげることができます。湿度50〜60%が快適な範囲とされていますので、参考にしてください。
口腔内の乾燥が続くと、口臭や虫歯、歯周病のリスクも高まります。定期的に歯科医院で検診を受けることで、トラブルを未然に防ぎ、清潔な状態を保つことが可能です。また、何度も口が乾くと感じる場合は、専門の歯科医師に相談してみるのも良いでしょう。